世界的な新型コロナウイルス感染拡大により、各国のスカウト活動も停止している状態です。
そんななか世界スカウト機構(WOSM)が、4月3〜5日の3日間にわたりインターネットで国際交流を行う「ジャンボリー・オン・ジ・インターネット(JOTI)」を開催してくれました。
毎年秋に開催されるこの活動、普段だとどこかに集まってみんなで接続することもあります。ただし、今回はあくまで各ご家庭からの接続。週末の3日間、いろいろなプログラムの視聴やチャットでの交流を各自で楽しんでもらいました。
画像:JOTIのキャンプサイト
とは言え、なかなか個別に飛び込むのも難しいし、せっかくなら「通じた!」「質問できた!」という成功体験も持ってほしいですね。
そんなわけで、夕方からは予てよりの友好団であるチェコ66団と接続して交流しました!
一昨年夏に4団キャンプに参加してくれたローバースカウトのFilipさんのはからいで、12〜16歳のスカウトが参加してくれました。
チェコのスカウトは(サービスではなく)本当に日本文化やアニメなどに興味津々です。
ポケモン、ドラゴンボール、NARUTOなど大好きな漫画・アニメの名前を教えてくれましたよ。
京都にも行きたい人が多く
「おすすめの場所はありますか?」
「皆さんの街はどんな風景ですか?」
「日本ではどんなキャンプをするの?」
…など質問が止まりません。
日本で言えば中学生くらいのスカウトでしたが、上手な英語でやり取りしてくれました。
こちらもビーバースカウトのS君はなんと英語で自己紹介!Fanstastic!!
ヨーロッパ留学を控えるHローバースカウトも、さすがの英語力でいろいろな質問に答えていました。
※チェコのスカウトキャンプ用テント(10分程で組めるそう)
チェコの新型コロナウイルス感染者は約4000人。スカウトたちも自宅に缶詰めの期間が長く続いてるようです。
「お互いこの状況を安全に乗り切って、早く行き来したいね!」
と確認し合いました。
家に居ながら世界を身近に感じることができ、仲間同士の繋がりを強くできるのもボーイスカウトの大きな魅力です!
先が見えない状況にありますが、改めてスカウトらしく「ちかい」と「おきて」を実践することが、この局面を乗り切るうえで非常に大切と気持ちを新たにできた機会でした。
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