2020年2月16日

【カブ隊】世界を知ろう

最終更新: 2020年4月29日

突然ですがクイズです。

【Q1】世界にはいくつの「国」があるでしょう?

【Q2】世界でもっとも大きな国土を持つ国はどこでしょう?

【Q3】世界でもっともたくさんの人が使っている「母語」はなんでしょう?

【Q4】世界でボーイスカウトがない国は次のうちどれでしょう?

A)6か国

B)16か国

C)36か国

D)56か国

Q1~3のこたえは、このブログの最下部にあります。

Q4だけ先に正解発表します。正解は・・・

A)の6か国です。(BE PREPARED!より)

6ヵ国!?そう、わずか6か国だけが、法律、思想、国家体制などの事情で設立されていないのです。

今月の組集会は「世界を知ろう」。

世界最大規模の教育団体であるボーイスカウトの一員として、そして未来のグローバル人材として、世界のことを身近に知る時間を作りました。

晴れていれば、外で「世界の遊び」をやりたかったのですが、あいにくの雨…。

晴耕雨読で選んだのは、日本発、世界で人気のゲーム「algo」。

(そこは外国のゲームちゃうんか〜い!?)

初めての子どもたちでも簡単にできるゲームです。

頭も使うし、推察力、記憶力も使う、実はスカウトにうってつけなのです。

徐々に勝負師の目になるスカウトたち(笑)

良い顔です。

さて、世界の話。

冒頭のような世界クイズでざっくり世界のことを確認しました。

クイズの最後は、ボーイスカウト発祥の地「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」、つまりイギリス。

「正式名なが!」

「そんなに1日にお茶飲むの~!?」

「国旗左右対称ちゃうの!?」

ざっくりだけど、大人も知らないような話も含めて世界のことを知ってもらったところで、「行ったことがある国」「行きたい国」についてスカウトが話してくれました。

「インド!本場のカレーが食べたい」

「オーストラリア!いろいろな動物を見てみたい」

「アメリカの砂漠行ったよ!」

「シンガポール留学したよ!」

自分やメンバーがピックアップした国を、世界地図で探してプロットして位置を確かめてみます。

チャレンジ章「国際」には、自分で選んだ世界10か国の国旗、位置、人口、通貨などを調べる課目があるのですが、これにつながる時間になりました。

休憩後、スカウトたちへサプライズは、さっきイギリスのクイズで知った11時頃のティータイム「イレブンシス」。

デカフェインのアールグレーとお菓子で一息。

ミルクを忘れてきた隊長を許してくれる優しいスカウトたち、英国紳士淑女のみたいだよ~(泣)

世界地図にも国名にも国旗にもたくさん触れました。

最後のゲームは、チーム対抗「国旗立てゲーム 1分勝負!」。

「ウクライナ!」「こっち!」

「これはどこ?」「アフリカやったはず!」

位置と国名・国旗の認識を連動させるのはもちろん、チームワークや工夫もしながら白熱していました。

スカウト活動では、年齢(隊)ごとに国際理解教育の要素も含んでいます。上級隊になると、世界大会やボランティア派遣に参加す

るスカウトもいます。カブスカウト年齢では、世界っておもしろそう!もっと色々知りたい!と思って自ら探求するステージ。

(隊長 若い時のバングラデシュ派遣)

いずれは、世界中に仲間のネットワークを持つことも、世界に目を向けるきっかけを持つことも、やがては世界を舞台に活躍したり、良い世界へと変えていくこともできる大きなポテンシャルがスカウト活動の中に詰まっていて、少しずつ「日本の中の自分」から「世界の中の自分」のマインドを持ってほしいと思っています。

<クイズの回答>

【Q1】 世界にはいくつの「国」があるでしょう?

こたえ:196ヵ国(2019年現在)・・・「国」の定義はあくまで国連に国家として認定されているものを指します。この他、世界には「地域」として独立を宣言している場所があることもスカウトに知ってもらいました。

【Q2】 世界でもっとも大きな国土を持つ国はどこでしょう?

こたえ:ロシア・・・1710万km2。日本の約45倍の広さです。

【Q3】 世界でもっともたくさんの人が使っている「母語」は何でしょう?

こたえ:「英語」と答えた方、おしい!!正しい答えは「中国語」です。「母語」とは自分の第一言語であり、中国語の母語話者は8.8億人です。これに対して英語を母語とする人はわずか4億人。ただし、第二言語や、私たち日本人のように外国語として英語を使う人まで含めると文句なしに世界最大の話者数になります(14〜15億人)。

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