12月とは思えないほど暖かく、抜群のお天気に恵まれたこの日。
事前のお知らせ通り、いろんな種類のお菓子をたくさん持って集まった子ども達。
こんないっぱいのお菓子、何に使うんかなぁと朝からわくわくです♪
クリスマスと聞いて何が思い浮かぶかK副長に聞かれて、「サンタさん!」「プレゼントもらう!」など、子ども達は口々に教えてくれました。
その中でも「クリスマスツリー!」という発言に、K副長の目がきらり!

クリスマスツリーは『ドイツ』が発祥だと言われているのをご存じでしょうか?
ツリーだけでなく、ドイツには素敵なクリスマス文化がいっぱい♪
子ども達はよく知らないドイツという国のクリスマスを教えてもらう為、この日、K副長はドイツからお友達を二人呼んでいたのです!
名前はフランツとハンナ♪
どことなくN隊長とS副長に似ている気がしますが、それは気のせいですw

フランツとハンナに、ドイツではクリスマスまでの一か月の準備期間を『アドベント』と呼んでいることを教えてもらいました。
ここで勘の良い子ども達、何かに気がつきます。
アドベント…なんか聞いたことあるなぁ…
…あ!アドベントカレンダーや!!
ということで、スカウトハウスに移動して、みんなでアドベントカレンダー作りをしてみることにしました!
いつもなら、自分のお父さん、お母さんと一緒に子ども達はクラフトを始めるところですが、この日のクラフトは一味違いました。
自分のとは違うお父さん、お母さんとペアを組んでもらったんです!

最初はちょっぴりドキドキな様子の子ども達でしたが、いざクラフトが始まってしまえば、みんな夢中でアドベントカレンダー作りに取り組んでくれました♪
ご自分のお子さんじゃない子ども達とペアを組み、最初は緊張されていた保護者の方達も、クラフトが進んでいく中、段々とリラックスした雰囲気になり、子ども達を優しくフォローして下さっていました。
材料は同じはずなのに、個性豊かで世界に一つしかないとっておきのアドベントカレンダーができあがりましたよ~!

みんなのアドベントカレンダーが出来上がってきた頃、フランツとハンナはあることに気が付きます。
ドイツから持ってきた自慢のツリーの飾りがなくなってる!!
そこで、ビーバー隊のきまりのひとつ「スカウトはいいことをします」をいつも守っている4団のビーバースカウト達の出番です。
みんなで、フランツとハンナが落としてきてしまった飾りを探しにいくことにしました。
フランツチーム、ハンナチームに分かれて、山道に落ちている自分のチームの飾りカードを探します。
勢いよくカードを見つけていく子、後ろの道に戻ってみて、見つけそびれたカードがないか確認しにいく子…
カードの探し方にも個性が出ます。
カードを全部見つけ、チームごとに集まり、フランツとハンナのツリーに飾りカードを貼ってあげます。
中には、ん?これクリスマスに関係ある??という飾りカードも混ざっていて、チームの仲間達と相談しながら、貼っていきました。

ビーバースカウト達のおかげできれいな飾りがいっぱい付いたツリーに戻って、フランツとハンナも大喜び♪

スカウトハウスに戻り、自分の作ったアドベントカレンダーを改めて嬉しそうに眺める子ども達。
このアドベントカレンダーはビーバースカウト特製!
普通のアドベントカレンダーとは違います。
ビーバースカウトのスローガンには『日々の善行』というものがあります。
ということで、何か一つ自分で考えた良い事をしたあとに、アドベントカレンダーの窓を一つ開けるということを子ども達と約束しました。
今日は早速、『困っているフランツとハンナを助けてあげる』という良いことをした子ども達。
みんなで今日の分のアドベントカレンダーを開けてみることにしました!
すると、中からおいしそうなケーキが!
ドイツでアドベントの時期に食べられる伝統的なケーキの『シュトーレン』です!
これは管理栄養士の資格をもつ、補助者のIさんが作って下さったものでした♪

ちょうどお腹も少し減っていた子ども達(大人達もw)、とてもおいしく頂きました♪
最後に恒例の参加賞をもらいました!
今回はアドベントカレンダー発祥の地、ドイツの伝統的なクリスマスオーナメントとローソクをモチーフにK副長が作ってくれました。

アドベントカレンダー作りを楽しんだだけでなく、ドイツのクリスマス文化にもちょっぴり触れることができた、とても楽しい活動でした♪
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ボーイスカウト長岡第4団では、
一見アクティビティやゲームでたのしんでいるだけのように見えますが、
実はきちんと活動の【ねらい】を定めており、遊びを通して学んでいけるよう計画を練っています。
是非一度活動に参加して頂き、この活動のたのしさを体験してみませんか?
体験入隊はいつでも募集しております。
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